ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ヘビ毒がラットに誘発する毒性に対する、低線量ガンマ線照射またはケルセチンの有益な効果

Beneficial effect of low dose gamma irradiation or quercetin on Cerastes cerastes snake venom induced toxicity in male rats

著作名:
Heba Karam
Marwa Mohamed
出典:
Toxin Reviews
2021
40
35-47
DOI:
10.1080/15569543.2019.1580746
キーワード:
ヘビ毒
ラット
ケルセチン
ガンマ線
肝保護
腎保護
動物実験
要旨:
ヘビ毒で惹起したラットの肝および腎障害の改善に関して、ケルセチンの投与は、低線量ガンマ線照射と同等の効果を示した。同等に正常化した項目として、肝および腎機能の回復、組織中のSODおよびパラオキソナーゼ活性、TNF-αおよびマロンジアルデヒドのレベルが挙げられる。また、NF-κB遺伝子の発現の低減も、同等であった。