ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ドキソルビシンがラットに誘発する肝毒性へのケルセチンの保護効果: 生化学的および免疫組織病理学的研究

The probable protective Effect of Quercetin Against Doxorubicin-Induced Hepatotoxicity in Adult Albino Rats: A Biochemical and Immunohistopathological Study

著作名:
Sahar Moustafa
Mona Ali
出典:
Ain Shams Journal of Forensic Medicine and Clinical Toxicology
2021
37
78-97
DOI:
10.21608/AJFM.2021.182110
キーワード:
ドキソルビシン
ラット
ケルセチン
肝保護
動物実験
要旨:
抗癌剤ドキソルビシンで惹起した肝毒性から、ケルセチンがラットを効果的に保護した。ドキソルビシンは、酸化ストレスマーカーと胆汁を増大させ、肝細胞の正常な構造の喪失させ、大静脈と門脈と血類洞の鬱血、液胞変性、胆石をもたらした。しかし、ケルセチンは投与量依存的にこの様な異常を緩和した。