ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとビタミンAを担持した脂肪幹細胞由来エクソソームは、急性肝障害後における老化に似た反応を阻害する

ASCs -derived exosomes loaded with vitamin A and quercetin inhibit rapid senescence-like response after acute liver injury

著作名:
Jia Fang
Wulong Liang
出典:
Biochemical and Biophysical Research Communications
2021
572
125-130
DOI:
10.1016/j.bbrc.2021.07.059
キーワード:
脂肪幹細胞
エクソソーム
ケルセチン
ビタミンA
四塩化炭素
マウス
肝保護
老化
動物実験
要旨:
幹細胞由来のエクソソームは、それ自体が免疫調節機能を持つ、ドラッグデリバリー媒体として注目されている。今回は、脂肪組織の幹細胞を用い、ケルセチンとビタミンAを担持して、その薬効を検証した。四塩化炭素で惹起したマウスの急性肝損傷に適用すると、肝損傷に付随する老化に似た応答を改善した。