ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アセタミプリドが誘発する肝毒性と酸化ストレスは、ケルセチンが改善する

Quercetin ameliorates acetamiprid-inducedhepatotoxicity and oxidative stress

著作名:
Alireza Ghazanfari
Maliheh Soodi
Ameneh Omidi
出典:
Physiology and Pharmacology
2021
25
154-161
DOI:
10.32598/ppj.25.2.70
キーワード:
アセタミプリド
ラット
ケルセチン
肝保護
動物実験
要旨:
殺虫剤アセタミプリドで惹起したラットの肝組織の損傷と酸化ストレスに、ケルセチンが保護効果を示した。アセタミプリドはALT・AST・過酸化脂質を増大させ、チオール含量とSOD活性は低下させ、肝組織の損傷が進行した。しかし、ケルセチンを共投与すると、この様な肝毒性を防止し、優れた保護作用を示した。