ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ベンゼンがマウスに誘発した血液毒性および肝毒性は、ケルセチンが軽減する

Quercetin attenuated the Benzene-induced hemato- and hepatotoxicity in mice

著作名:
Nayyer Golabi-Habashi
Ahmad Salimi
Hassan Malekinejad
出典:
Toxicology Reports
2021
8
1569-1575
DOI:
10.1016/j.toxrep.2021.08.001
キーワード:
マウス
ベンゼン
ケルセチン
骨髄
末梢血
肝保護
動物実験
要旨:
マウスを30 ppmのベンゼンに毎日暴露すると、28日後には、骨髄と末梢血中の小核の割合が増え、肝機能関連酵素が上昇し、白血球と赤血球が減少した。しかし、暴露直後にケルセチンを投与すると、容量依存的な改善効果を認めた。