ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとアリシンはPI3Kシグナル伝達経路を介して、鉛による肝毒性を軽減する

Quercetin and Allicin Can Alleviate the Hepatotoxicity of Lead (Pb) through the PI3K Signaling Pathway

著作名:
Peirong Cai
Qihang Zhu
Qianying Cao
Yuni Bai
Hui Zou
Jianhong Gu
Yan Yuan
Xuezhong Liu
Zongping Liu
Jianchun Bian
出典:
Journal of Agricultural and Food Chemistry
2021
69
9451–9460
DOI:
10.1021/acs.jafc.1c03794
キーワード:
ニワトリ
ケルセチン
アリシン
ミトコンドリア
肝保護
動物実験
要旨:
鉛で惹起した肝毒性から、ケルセチンとアリシンがニワトリを保護した。ニワトリの雛に鉛を投与すると、生育と肝臓の発達に悪影響を及ぼし、循環器を損傷し、肝細胞中の核とミトコンドリアを破壊し、ミトコンドリア系アポトーシス経路を活性化した。ケルセチン、アリシンそれぞれの単独共投与も、組合せ共投与も、肝組織の損傷を防止し、優れた肝保護効果を示した。