ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

炎症および線維化促進プロセスの免疫調節により、ケルセチンはモデル動物の肝硬変を逆転させる

Quercetin reverses experimental cirrhosis by immunomodulation of the proinflammatory and profibrotic processes

要旨:
チオアセトアミドで惹起した肝硬変の病態モデルを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンはNF-κBの活性化を抑制し、炎症因子IL-1を減少させた。線維化された肝臓を元に戻す働きは、TGF-βを減少させ、肝星細胞の活性化を促すケルセチンの挙動で説明できる。