II型糖尿病がラットに誘発した肝障害に対する、イソケルシトリンの保護効果
Hepatoprotective potential of isoquercitrin against type 2 diabetes-induced hepatic injury in rats
- 出典:
- Oncotarget
- 2017
- 8
- 101545-101559
- DOI:
- 10.18632/oncotarget.21074
- 要旨:
- 糖尿病モデルラットを用いて、併発症としての非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の評価系とした。イソケルシトリンとシタグリプチンとの組合せを投与すると、空腹時血糖値・経口グルコース負荷試験の結果が改善され、肝臓の病変は正常に近くなった。また、PKA・AKT・PKCa・InsR・PI3Kに関するmRNAの発現が増加し、DPP-IVのそれは減少した。