ケルセチンはdb/dbマウスの炎症・酸化ストレス・脂質代謝を改善して、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)を軽減する
Quercetin improves nonalcoholic fatty liver by ameliorating inflammation, oxidative stress, and lipid metabolism in db/db mice
- 出典:
- Phytotherapy Research
- 2019
- 33
- 3140-3152
- DOI:
- 10.1002/ptr.6486
- 要旨:
- II型糖尿病を主原因とする非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)における、ケルセチン治療の評価モデルを、vitroとvivoの両方で確立した。病態マウスモデルでは、SOD・カタラーゼ・グルタチオンが肝臓中で異常値を示したが、ケルセチンが正常化した。また、ケルセチンは、IL-1β・IL-6・TNF-αを減少させ、肝臓に蓄積した脂肪も減少させた。