ケルセチンはAML12肝細胞にリポファジーを誘発して、脂肪酸のβ酸化を促進する
Quercetin enhances fatty acid β-oxidation by inducing lipophagy in AML12 hepatocytes
- 出典:
- Heliyon
- 2021
- 7
- e07324
- DOI:
- 10.1016/j.heliyon.2021.e07324
- 要旨:
- 肝細胞AML12にケルセチンを作用させると、ミトコンドリア呼吸と脂肪酸のβ酸化が促進された。オートファジー/リソソーム経路を遮断すると、このβ酸化が停止した。よって、ケルセチンがリポファジー(オートファジーによる脂肪分解)を増強した結果、脂肪酸β酸化が起ったことを示唆した。