ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンは解糖系および糖新生酵素を変化させて、ストレプトゾトシン糖尿病組織のグルコース恒常性を改善する

Rutin improves glucose homeostasis in streptozotocin diabetic tissues by altering glycolytic and gluconeogenic enzymes

著作名:
P. Stanley Mainzen Prince
N. Kamalakkannan
出典:
Journal of Biochemical and Molecular Toxicology
2006
20
96-102
DOI:
10.1002/jbt.20117
キーワード:
糖尿病
ランゲルハンス島
β細胞
ルチン
膵保護
血糖値
ラット
動物実験
要旨:
ストレプトゾトシンでランゲルハンス島のβ細胞を破壊した糖尿病モデルラットを用いる、ルチンの薬効評価。ルチンの投与は、空腹時血糖値を低下させ、インスリン値は上昇した。膵臓の組織病理学的研究は、膵島の拡大と膵島の脂肪浸潤の減少を認め、ルチンの膵保護効果を明らかにした。