ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ストレプトゾトシンが誘発した糖尿病ラットにおける、ルチンの抗高血糖および抗酸化効果

Antihyperglycaemic and Antioxidant Effect of Rutin, a Polyphenolic Flavonoid, in Streptozotocin-Induced Diabetic Wistar Rats

著作名:
Narasimhanaidu Kamalakkannan
Ponnaian Stanely Mainzen Prince
出典:
Basic & Clinical Pharmacology & Toxicology
2006
98
97-103
DOI:
10.1111/j.1742-7843.2006.pto_241.x
キーワード:
糖尿病
ルチン
抗酸化作用
ラット
動物実験
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病モデルラットを用いる、ルチンの薬効評価。糖尿病モデルは空腹時血糖値・糖が結合したヘモグロビン・チオバルビツール酸反応性物質・過酸化脂質が上昇し、一方で、インスリン・総ヘモグロビン・非酵素性抗酸化物質(グルタチオン・ビタミンC・ビタミンE・セルロプラスミン)は低下した。ルチンの投与はこの様な異常を顕著に改善した。