ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソケルシトリンは抗酸化・抗炎症・抗アポトーシスを介してマウスの腎虚血再灌流傷害を軽減する

Isoquercitrin Attenuates Renal Ischemia/Reperfusion Injury Through Antioxidation, Anti-inflammation, and Antiapoptosis in Mice

著作名:
Sudong Liang
Zhen Xu
Yashi Ruan
Tianli Niu
Wei Guo
Wei Jiang
Jianquan Hou
出典:
Transplantation Proceedings
2020
52
1014-1019
DOI:
10.1016/j.transproceed.2019.12.038
キーワード:
マウス
腎切除
虚血再灌流傷害
腎保護
イソケルシトリン
動物実験
要旨:
マウスの腎臓における虚血再灌流傷害を、イソケルシトリンが効果的に保護した。左腎臓の椎弓根を30分間縛り、右腎臓を切除した後、24時間再灌流して虚血再灌流傷害を惹起した。この際、血中の尿素窒素・クレアチニン・炎症誘導因子(TNF-α、IL-6)・マロンジアルデヒド・Baxが上昇し、SOD・Bcl-2/Bax・Bcl-2の発現が減少した。イソケルシトリンの投与は、このような異常を元に戻した。