ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ラットの腎臓組織およびHEK-293細胞における、酸化毒性の保護効果の比較: ケルセチン vs. 没食子酸

Evaluation of the protective effects of quercetin and gallic acid against oxidative toxicity in rat’s kidney and HEK-293 cells

要旨:
ジブチルフタラートで惹起したラットの腎毒性への作用は、没食子酸の方がケルセチンより優れた保護効果を示した。一方、培養した腎細胞を用いるvitro実験では、ケルセチンに有意性を認めた。これらの事実は、ケルセチンの腎組織への移行性の低さを物語る。