シクロホスファミドの腎毒性へのルチンの保護作用
Evaluation of nephroprotective effect of rutin against toxic effect of cyclophosphamide
- 出典:
- Journal of Pharmacognosy and Phytochemistry
- 2020
- 9
- 1780-1783
- DOI:
- 10.22271/phyto.2020.v9.i5y.12596
- 要旨:
- 抗癌剤シクロホスファミドで惹起したマウスの腎毒性を、ルチンが効果的に保護した。シクロホスファミドの投与は、腎臓の酸化ストレスが上昇した。すなわち、SOD・カタラーゼが減少し、過酸化脂質が増大した。また、赤血球・白血球・ヘモグロビンの各血液成分の上昇に加え、アルブミン・クレアチニンも上昇した。しかし、ルチンを共投与すると、この様なバイオマーカーの異常を正常化した。