ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

CD4+およびCD62L+T細胞を移植した大腸炎のモデルにて、ルチンは抗炎症作用を発揮する

Rutin has intestinal antiinflammatory effects in the CD4+ CD62L+ T cell transfer model of colitis

要旨:
CD4+およびCD62L+T細胞の移植で惹起した大腸炎の病態モデルマウスを用いる、ルチンの薬効評価。1日57 mg/kgのルチンで諸症状(疾病インデクス・体重減少・ミエロペルオキシダーゼおよびALPの過剰発現)は改善されたが、その半分の投与量では薬効が出なかった。