ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

炎症性腸疾患の自然療法: ルチンとそのアグリコン部分ケルセチンの場合

Natural Therapies of the Inflammatory Bowel Disease: The Case of Rutin and its Aglycone, Quercetin

著作名:
Solomon Habtemariam
Abebech Belai
出典:
Mini Reviews in Medicinal Chemistry
2018
18
234-243
DOI:
10.2174/1389557517666170120152417
キーワード:
炎症性腸疾患
抗炎症作用
ケルセチン
吸収性
ルチン
薬物動態
動物実験
要旨:
潰瘍性大腸炎やクローン病に代表される炎症性腸疾患の治療薬候補として、フラボノイドに着目した。ケルセチンには優れた抗炎症作用があるが、その吸収性の低さゆえvivoでの活性を示さない。そこでケルセチンを効率良く患部へ届けるべく、配糖体ルチンに着目し、その薬物動態データを取得した。