ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとリラグルチドとの組合せの抗糖尿病効果: TXNIP/IRS-1/PI3K経路の調節

Antidiabetic effects of quercetin and liraglutide combination through modulation of TXNIP/IRS-1/PI3K pathway

著作名:
Salma M. Eraky
Nehal M. Ramadan
Nada F. Abo El-Magd
出典:
Cell Biochemistry and Function
2022
40
90-102
DOI:
10.1002/cbf.3678
キーワード:
糖尿病
ラット
ケルセチン
リラグルチド
TXNIP/IRS-1/PI3K
動物実験
要旨:
I型糖尿病のモデルラットに、ケルセチンとリラグルチドとの組合せを投与した。組合せは、血糖値を低下し、脂質プロファイルを正常化し、創傷治癒と肝臓と膵臓の病変改善を促進した。組合せは、チオレドキシン相互作用蛋白質(TXNIP)とリン酸化されたインスリン受容体基質1(IRS-1)を顕著に減少し、PI3Kは増大させた。すなわち、TXNIP/IRS-1/PI3K経路を調節して、糖尿病を改善した。