ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ドキソルビシンの乳癌細胞株MDA-MB-231の遊走抑制効果は、ケルセチンが増強する

Quercetin Enhances the Suppressive Effects of Doxorubicin on the Migration of MDA-MB-231 Breast Cancer Cell Line

著作名:
Mohammadreza Roshanazadeh
Hossein Babaahmadi Rezaei
Mojtaba Rashidi
出典:
International Journal of Cancer Management
2021
14
e119049
DOI:
10.5812/ijcm.119049
キーワード:
乳癌
MDA-MB-231
ケルセチン
ドキソルビシン
相乗効果
遊走
転移
要旨:
乳癌細胞株MDA-MB-231に、ケルセチンとドキソルビシンとの組合せを作用させると、それぞれの単独作用時と比べて顕著に、MMP-2およびMMP-9遺伝子の発現を抑制した。MMP-2・MMP-9ともに、細胞外マトリックスを分解して、癌細胞の転移を担う蛋白質である。