ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

デオキシニバレノールに曝露したブタ腸上皮細胞株に対するケルセチンの影響

The impact of quercetin on a porcine intestinal epithelial cell line exposed to deoxynivalenol

著作名:
Judit Mercédesz Pomothy
Katrina Gatt
Ákos Jerzsele
Erzsébet Pászti Gere
出典:
Acta Veterinaria Hungarica
2020
68
380–386
DOI:
10.1556/004.2020.00052
キーワード:
デオキシニバレノール
腸上皮細胞
IPEC-J2
ケルセチン
酸化ストレス
要旨:
デオキシニバレノールで惹起した、ブタ由来腸上皮細胞IPEC-J2への酸化ストレスを、ケルセチンが保護した。デオキシニバレノールは経上皮電気抵抗を顕著に低下させたが、ケルセチンを予め作用させると正常な状態を維持できた。しかし、デオキシニバレノールとケルセチンの同時投与では、効果を認めなかった。