ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはMAP2K6およびNEAT1を標的にmiR-216bを調節して、セルレインが誘発した急性膵炎を抑制する

Quercetin inhibits caerulein-induced acute pancreatitis through regulating miR-216b by targeting MAP2K6 and NEAT1

著作名:
Bo Sheng
Lei Zhao
Xuefeng Zang
Jie Zhen
Yang Liu
Weishuai Bian
Wei Chen
出典:
Inflammopharmacology
2021
29
549–559
DOI:
10.1007/s10787-020-00767-7
キーワード:
セルレイン
急性膵炎
マウス
ケルセチン
miR-216b
抗炎症作用
動物実験
要旨:
セルレイン(ペプチド)で惹起した急性膵炎モデルマウスを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンはTNF-α・IL-6・IL-10を減少させ、炎症を緩和した。ケルセチンはまた、miR-216bを上方調節したが、その結果p38/MAPK系シグナル伝達を阻害して、抗炎症作用を発揮した。