ストレプトゾトシンが誘発した膵β細胞NIT-1の損傷に対する、miR-16-5pによるBCL-2発現の上方調節を介した、没食子酸エピガロカテキンとケルセチンの相乗的な保護効果
The synergistic protection of EGCG and quercetin against streptozotocin (STZ)-induced NIT-1 pancreatic β cell damage via upregulation of BCL-2 expression by miR-16-5p
- 出典:
- The Journal of Nutritional Biochemistry
- 2021
- 96
- 108748
- DOI:
- 10.1016/j.jnutbio.2021.108748
- 要旨:
- ケルセチンと没食子酸エピガロカテキン(EGCG)の組合せは、それぞれの単独作用時と比べて良好に、脾β細胞をストレプトゾトシンで刺激した際のアポトーシスを阻害し、細胞生存率を高めた。BCL-2発現の上方調節とそれに付随するmiR-16-5pの減少も、単独時より組合せに、より優れた効果を認めた。