ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

インドメタシンが誘発するラットの胃潰瘍に対する、ケルセチンとメラトニンの保護効果

Protective Effects of Quercetin and Melatonin on Indomethacin Induced Gastric Ulcers in Rats

著作名:
Marwa Sayed Abdel-Tawab
Ola Mostafa Tork
Gomaa Mostafa-Hedeab
Manal Ewaiss Hassan
Dalia Azmy Elberry
出典:
Reports of Biochemistry and Molecular Biology
2020
9
278-290
DOI:
10.29252/rbmb.9.3.278
キーワード:
インドメタシン
胃潰瘍
ケルセチン
胃酸
酸化ストレス
動物実験
要旨:
非ステロイド抗炎症薬インドメタシンで惹起した胃潰瘍を、ケルセチンが改善した。インドメタシンは潰瘍指数と胃酸の量を顕著に増大させ、同時に酸化ストレスマーカー(マロンジアルデヒド・SOD・GSH)および炎症マーカー(PGE-2・TNF-α・IL-10)も上昇した。しかし、ケルセチンの投与は、この様な異常を緩和した。