ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ハマネナシカズラから得たケルセチンと関連フラボノイド類は、ライコウトウ配糖体が誘発する早発卵巣不全の進行を、PI3K/AKTシグナル伝達経路を介して阻害する

Quercetin and flavonoids from Cuscuta chinensis lam. inhibit tripterygium glycoside-induced premature ovarian failure progression via PI3K-AKT signaling pathway

要旨:
早発卵巣不全のモデルラットを用いる、ケルセチンとハマネナシカズラ由来のフラボノイドの薬効評価。フラボノイド類は、原始卵胞・二次卵胞・黄体の細胞数を増やし、PI3K・p-AKT・Atg5・サイクリンD2の発現を上方調節し、カスパーゼ-3の発現は下方調節した。すなわち、PI3K/AKTシグナル伝達を調節して、卵巣保護作用を示した。