ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

マウスが得るエタノールの報酬特性に関する、ケルセチンの効果

Evaluation of the effects of quercetin on the rewarding property of ethanol in mice

著作名:
Oruç Yunusoğlu
出典:
Neuroscience Letters
2022
768
136383
DOI:
10.1016/j.neulet.2021.136383
キーワード:
マウス
エタノール
条件付け場所嗜好性
ケルセチン
動物実験
要旨:
マウスにエタノールを腹腔内投与して、条件付け場所嗜好性を設定した。その後、先にケルセチンを投与して30分後にエタノールを投与することを毎日繰り返すと、13日で条件付け場所嗜好性が消滅した。ケルセチンはまた、条件付け場所嗜好性の取り戻しを阻害する効果も認めた。これらの結果は、ケルセチンの断酒薬としての可能性を示唆した。