ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

骨粗鬆症を治療するルチンのナノ懸濁液: in vitroおよびin vivo活性への粒子サイズの影響

Rutin nanosuspension for potential management of osteoporosis: effect of particle size reduction on oral bioavailability, in vitro and in vivo activity

要旨:
最小粒径が122.85 ± 5.02 nmのルチンを含むナノ懸濁液を調製した。従来のルチンと比べ、良好な腸吸収を示し、24時間の血中濃度時間曲線下面積(AUC)は3倍に達した。ナノ懸濁液は、骨芽細胞の増殖と、細胞中の抗酸化物質とオステオカルシン(骨を形成する蛋白質)の増大を認めた。また、病態モデルラットにて、骨の質の改善とバイオマーカーの向上を認めた。