ケルセチンとビタミンEは骨細胞のオートファジーとアポトーシスを調節して、卵巣摘出術が誘発したラットの骨粗鬆症を軽減する
Quercetin and vitamin E alleviate ovariectomy-induced osteoporosis by modulating autophagy and apoptosis in rat bone cells
- 出典:
- Journal of Cellular Physiology
- 2021
- 236
- 3495-3509
- DOI:
- 10.1002/jcp.30087
- 要旨:
- 卵巣を去勢したラットを用いて、ケルセチンとのビタミンEとの組合せの薬効を評価した。組合せの投与は、骨粗鬆症の症状を改善し、血中カルシウム濃度・骨重量・骨量・骨梁骨の密度・骨細胞・骨芽細胞を増大させ、破骨細胞・オステオカルシンを減少させた。また、脛骨中にて、LC3・ベクリン-1・カスパーゼ-3をコードするmRNAを減少させ、bcl2のそれは増大させた。