ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンまたはケルセチン誘導体の経口投与は、骨粗鬆症の動物モデルにおける骨減少を阻害する

Oral Administration of Quercetin or Its Derivatives Inhibit Bone Loss in Animal Model of Osteoporosis

要旨:
ケルセチンおよびその誘導体が、骨粗鬆症のモデル動物に有効性を示した論文のシステマティックレビューおよびメタアナリシス。各種データベースでのヒット126件からスクリーニングした19件を対象とした。ケルセチン・その誘導体の投与は、骨の病態と関連するパラメータ(オステオカルシン・ALP・エストラジオール・I型コラーゲン)の改善には、統計的な有意差を見出せる。一方で、生存率・肝臓インデクス・腎機能に有意差はない。