糖尿病が欠損を誘発するラットの獲得学習・保持記憶・痛みの知覚におけるルチンの有益な効果
Beneficial effects of rutin in diabetes-induced deficits in acquisition learning, retention memory and pain perception in rats
- 出典:
- Nutritional Neuroscience
- 2020
- 23
- 563-574
- DOI:
- 10.1080/1028415X.2018.1533269
- 要旨:
- ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病モデルラットの、記憶学習障害と化学物質過敏症を、ルチンが改善した。ルチンを30日間投与した結果、受動回避試験のスコアが改善された。ただし、効果があった投与量は25~50 mg/kgであり、10 mg/kgでは有効性を認めなかった。また、ホルマリンテストにて、化学物質に対する痛覚過敏の改善も見られた。