ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

人為的に誘発したWistarラットの歯周炎モデルにて、ケルセチンは歯槽骨の喪失とアポトーシスを減少する

Quercetin Decreased Alveolar Bone Loss and Apoptosis in Experimentally Induced Periodontitis Model in Wistar Rats

著作名:
Mehmet Murat Taskan
Fikret Gevrek
出典:
Anti-Inflammatory & Anti-Allergy Agents in Medicinal Chemistry
2020
19
436 - 448
DOI:
10.2174/1871523019666200124114503
キーワード:
結紮
ラット
歯周炎
ケルセチン
骨減少
骨芽細胞
動物実験
要旨:
結紮で惹起したラットの歯周炎を、ケルセチンが効果的に保護した。ケルセチンは、歯周炎による歯茎の骨減少を投与量依存的に抑制した。ケルセチンは酒石酸耐性酸フォスファターゼ陽性の破骨細胞を減少させ、骨芽細胞を増大した。ケルセチンはまた、iNOS・MMP-8・カスパーゼを減少させ、TIMP-1を増大させた。