ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

軟骨細胞の表現型と細胞外マトリックスの発現に対するケルセチンの効果

Effect of quercetin on chondrocyte phenotype and extracellular matrix expression

著作名:
Zhi-Peng Gui
Yue Hu
Yu-Ning Zhou
Kai-Li Lin
Yuan-Jin Xu
出典:
Chinese Journal of Natural Medicines
2020
18
922-933
DOI:
10.1016/S1875-5364(20)60036-X
キーワード:
ケルセチン
ERK/P38/AKT
グリコサミノグリカン
ラット
大腿骨軟骨欠損
動物実験
要旨:
Vitro: ケルセチンは、軟骨形成遺伝子の発現を顕著に上方調節した。ケルセチンはまた、ERK/P38/AKTシグナル伝達を濃度依存的に活性化して、グリコサミノグリカン(軟骨の構成成分)の分泌を促進した。Vivo: ラットの大腿骨軟骨欠損モデルにて、ケルセチンを担持したシルクプロテインで処置すると、新しい軟骨が形成し、病理スコアが改善された。