イチョウ葉抽出物・ルチン・ケルセチンの糖尿病白内障に対する効果は、酸化ストレスの阻害が媒介する
Antidiabetic cataract effects of GbE, rutin and quercetin are mediated by the inhibition of oxidative stress and polyol pathway
- 出典:
- Acta Biochimica Polonica
- 2018
- 65
- 35-41
- DOI:
- 10.18388/abp.2016_1387
- 要旨:
- ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病白内障モデルラットを用いる、ルチン・ケルセチン・イチョウ葉抽出物の薬効評価。10週間の薬物投与後、眼球レンズの濁りの軽減と、関連バイオマーカーの改善を認めた。アルドース還元酵素の阻害が、主要メカニズムである。3種の中では、ケルセチンが最も有効であった。