ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

皮膚の老化へのルチンの生物学的な効果

Biological effects of rutin on skin aging

要旨:
30~50歳の女性40名を対象とする臨床研究。ランダムに2群に分け、20名は2%のルチンを含むクリームを1回2gづつ1日2回(朝および夜)、顔に塗布した。残りの20名はコントロールとして、ルチンを含まないクリームを塗布し、二重盲検で実施した。4週間の塗布期間とした。肌密度は、2週目からルチン群に有意差(P<0.05)が見られ、4週間目にはP<0.001に達した。目じりの小皺の長さ・面積・数にも同様の傾向が見られた。また、肌に深刻な有害事象は全くなく、安全性も実証した。