ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

クロロゲン酸とルチンが豊富なAronia melanocarpa抽出物の局所塗布は、コラーゲン破壊を軽減して、紫外線B波が誘発したマウスの皮膚損傷を改善する

Topical Application of Aronia melanocarpa Extract Rich in Chlorogenic Acid and Rutin Reduces UVB-Induced Skin Damage via Attenuating Collagen Disruption in Mice

要旨:
バラ科の植物aronia melanocarpaの抽出物は、紫外線B波(UVB)による皮膚の損傷への保護効果を示した。マウスの背中にUVを照射して皮膚を損傷させた後、1日1回のエキス塗布を7日間継続した。その結果、皮膚重症度スコアの改善・IおよびIII型コラーゲンの増加・MMP-1および3の減少が、非塗布群と比べて顕著であった。HPLC分析の結果、エキスの主成分はルチンおよびクロロゲン酸であった。