ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは免疫細胞の蓄積を抑制し、食物が誘発した肥満マウスの脂肪組織にて、ミトコンドリア遺伝子の発現を改善する

Quercetin suppresses immune cell accumulation and improves mitochondrial gene expression in adipose tissue of diet-induced obese mice

要旨:
マウスに、ケルセチンを添加した高脂肪食を18週間与え続けた。無添加群と比べると、ケルセチンは精巣上体脂肪組織の、マクロファージ・リンパ球の活性化を抑制した。一方で、ミトコンドリアの酸化的リン酸化を促す遺伝子の発現を促進した。