ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

マウスの肥満性アミロイドーシスに対する、カエデ抽出物とイソケルシトリンによる保護

The Protective Effects of Acer okamotoanum and Isoquercitrin on Obesity and Amyloidosis in a Mouse Model

要旨:
高脂肪食およびアミロイドβの注入で惹起した、マウスの肥満性アミロイドーシス病態モデルを用いる薬効評価。ムクロジ科植物Acer okamotoanum(カエデの一種)抽出物とイソケルシトリンとの組合せを4週間投与したところ、高脂肪食とアミロイドβとがもたらした体重増加と肝臓組織の損傷を有意に緩和した。また、組合せは脂肪細胞のレプチン分泌を減少させ、アディポネクチン分泌を増加させた。