ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンによる慢性炎症の調節: 肥満への有益な効果

Modulation of Chronic Inflammation by Quercetin: The Beneficial Effects on Obesity

著作名:
Shin Sato
Yuuka Mukai
出典:
Journal of Inflammation Research
2020
13
421-431
DOI:
10.2147/JIR.S228361
キーワード:
総説
ケルセチン
抗炎症作用
肥満
インスリン抵抗性
アテローム性動脈硬化症
腸内細菌叢
エピジェネティクス
要旨:
ケルセチンの抗炎症作用に着目して、抗肥満効果に関連する論文をまとめた総説。インスリン抵抗性の改善・アテローム性動脈硬化症・腸内細菌叢の改善・エピジェネティクスに分類して、ケルセチンの薬理効果を論じている。Vitroや動物実験の論文が中心だが、7件の臨床研究も取上げている。