ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

高脂肪食が誘発した肥満ラットにおける、ケルセチンとレスベラトロールの組合せの投与量に関連する尿中代謝物の変化

Dose-Related Urinary Metabolic Alterations of a Combination of Quercetin and Resveratrol-Treated High-Fat Diet Fed Rats

要旨:
高脂肪食で肥満を惹起したラットに、ケルセチンとレスベラトロールとの組合せを比率2:1で投与した。その結果、投与量依存的に(45, 90, 180 mg/kg)、体重・内臓脂肪・血中脂質および炎症因子が減少した。メタボローム解析により、肥満になった結果、全部で22種類の尿中代謝物に変化が起きた。組合せの投与で元に戻った代謝物は、45 mg/kgで8種類、90 mg/kgで15種類、180 mg/kgで18種類であった。