ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン配糖体は、デキサメタゾンが誘発したマウスの筋萎縮を予防する

Quercetin glycosides prevent dexamethasone-induced muscle atrophy in mice

著作名:
Yuta Otsuka
Kahori Egawa
Noriyuki Kanzaki
Takayuki Izumo
Tomohiro Rogi
Hiroshi Shibata
出典:
Biochemistry and Biophysics Reports
2019
18
100618
DOI:
10.1016/j.bbrep.2019.100618
キーワード:
ケルセチン配糖体
マウス
デキサメタゾン
筋萎縮
ミオスタチン
動物実験
要旨:
予めケルセチン配糖体を投与すると、デキサメタゾンで惹起したマウスの筋萎縮が予防できた。ケルセチン配糖体は非投与群と比べて、腓腹筋の減少を抑制した。また、筋萎縮関連遺伝子ミオスタチンの腓腹筋における発現も、ケルセチン配糖体が抑制した。ミオスタチンの下方調整は、ケルセチン配糖体のAktシグナル活性化に基づくメカニズムが提唱された。