ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの摂取は、最大短縮性発揮トルクと筋収縮特性を変更する

Quercetin ingestion modifies human motor unit firing patterns and muscle contractile properties

著作名:
Kohei Watanabe
Aleš Holobar
出典:
Experimental Brain Research
2021
239
1567–1579
DOI:
10.1007/s00221-021-06085-w
キーワード:
臨床研究
無作為化
二重盲検
プラセボ対照
並行群間
酵素処理イソケルシトリン
筋収縮
筋電位
トルク
要旨:
23.6±5.1歳の男性13名を対象とする、酵素処理イソケルシトリンの外側広筋収縮への即効的な効果を検証した二重盲検臨床研究。介入群は酵素処理イソケルシトリン 500 mg、対照群はプラセボをそれぞれ服用し、60分後に筋電位の測定を行った。酵素処理イソケルシトリンはプラセボと比較して、最大短縮性発揮トルクを有意に(P=0.034)増大した。一方、電気刺激で生じるトルクは、プラセボ群で有意に減少した(P=0.005)が、酵素処理イソケルシトリンに防止効果を認めた。