ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは酸化ストレス抑制して、ラットの腱癒着を減少する

Quercetin reduces tendon adhesion in rat through suppression of oxidative stress

要旨:
腱癒着のモデルラットを用いる、ケルセチンの薬効評価。低投与群(50 mg/kg)と比べて高投与群(100 mg/kg)が、有意に腱癒着を予防した。腱組織のSODおよびGPxは高投与群の方が多く、マロンジアルデヒドは低投与群の方が多かった。これらの事実は、腱癒着の予防は抗酸化作用に基づくことを示唆している。