ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

酵素処理イソケルシトリンは、初老マウスの運動能力と筋肉重量を改善する

Quercetin Glycosides Improve Motor Performance and Muscle Weight in Adult Mice

要旨:
24週齢の初老マウスを用いる、酵素処理イソケルシトリンの評価。酵素処理イソケルシトリン投与群と非投与群の間で、体組成と食欲に差はなかったが、運動能力に顕著な差が見られた。握力、回転棒に乗せて徐々に速度を上げ落下するまでの時間は、酵素処理イソケルシトリン投与群の方が優れた結果を示したが、トレッドミル(ルームランナー)では両群間に差がなかった。また、大腿方形筋・腓腹筋・前脛骨筋・ヒラメ筋の増大に、酵素処理イソケルシトリンの効果を確認した。