ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはアディポネクチンのシグナル伝達を介して、骨格筋線維タイプの切替を調節する

Quercetin regulates skeletal muscle fiber type switching via adiponectin signaling

要旨:
マウスにケルセチンを投与すると、骨格筋線維に関連する遺伝子の発現が増大した。その一方でケルセチンは、乳酸脱水素酵素を不活性化し、ミオシンを低減した。一連のケルセチンの働きは、アディポネクチン阻害剤が遮断したため、アディポネクチンを介したメカニズムを提唱した。