ケルセチンはアディポネクチンのシグナル伝達を介して、骨格筋線維タイプの切替を調節する
Quercetin regulates skeletal muscle fiber type switching via adiponectin signaling
- 出典:
- Food & Function
- 2021
- 12
- 2693-2702
- DOI:
- 10.1039/D1FO00031D
- 要旨:
- マウスにケルセチンを投与すると、骨格筋線維に関連する遺伝子の発現が増大した。その一方でケルセチンは、乳酸脱水素酵素を不活性化し、ミオシンを低減した。一連のケルセチンの働きは、アディポネクチン阻害剤が遮断したため、アディポネクチンを介したメカニズムを提唱した。