ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

毒性物質に対するケルセチンの心保護および腎保護効果

Cardioprotective and nephroprotective effects of Quercetin against different toxic agents

著作名:
A.F. Alasmari
出典:
European Review for Medical and Pharmacological Sciences
2021
25
7425-7439
DOI:
10.26355/eurrev_202112_27440
キーワード:
総説
化学物質
毒性
ケルセチン
心保護
腎保護
要旨:
化学物質が惹起する心毒性および腎毒性に対する、ケルセチンの保護作用の分子メカニズムに焦点を当てた総説。心毒性で取上げる化学物質は、ドキソルビシン・シクロホスファミド・ダウノルビシン・リンダンである。腎毒性で取上げる化学物質は、メトトレキサート・ドキソルビシン・ゲンタマイシン・バルプロ酸・カドミウム・重クロム酸・フッ化物・塩化水銀・TCDD・酸化チタンナノ粒子・金ナノ粒子である。