ケルセチンはラットのサイトカインと成長因子を調節して、皮膚創傷治癒を促進する
Quercetin accelerated cutaneous wound healing in rats by modulation of different cytokines and growth factors
- 出典:
- Growth Factors
- 2020
- 38
- 105-119
- DOI:
- 10.1080/08977194.2020.1822830
- 要旨:
- ラットの傷口にケルセチンを塗布すると、用量依存的に癒合を促進した。ケルセチンは、IL-10・VEGF・TGF-β1・CD31・α-SMA・PCNA・GAP-43を増大させ、TNF-αを減少させた。線維芽細胞の増殖・血管新生・コラーゲンの蓄積で起こる、炎症性細胞の浸潤と肉芽組織の形成を、ケルセチンが促進した。