ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

I〜III度の痔の治療における、フラボノイド混合物(ジオスミン・トロキセルチン・ルチン・ヘスペリジン・ケルセチン): 二重盲検多施設前向き比較研究

Flavonoid mixture (diosmin, troxerutin, rutin, hesperidin, quercetin) in the treatment of I–III degree hemorroidal disease: a double-blind multicenter prospective comparative study

要旨:
154名の痔患者を対象とする臨床研究。ランダムに2群に分け、78名は5種のフラボノイド(ルチン、トロキセルチン、ケルセチン、ヘスペリジン、ジオスミン)を服用し介入群とし、残りの76名を対照群とした。投与1か月および6ヶ月後の出血の改善率は、介入群が79.5および70.5%、対照群が80.2および75.0%であり、両群間に差が見られなかった。6か月後の満足度は、介入群が4.05、対照群が3.25で統計的な有意差を認めた。