ケルセチンはin vivoおよびin vitroでAMPK/PGC-1α経路を活性化し、ミトコンドリア異常を修正して、糖尿病性末梢神経障害を軽減する
Quercetin Attenuates Diabetic Peripheral Neuropathy by Correcting Mitochondrial Abnormality via Activation of AMPK/PGC-1α Pathway in vivo and in vitro
- 出典:
- Frontiers in Neuroscience
- 2021
- 15
- 636172
- DOI:
- 10.3389/fnins.2021.636172
- 要旨:
- 糖尿病モデルで糖尿病性神経障害が進行したラットを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンの投与は、疼痛閾値・神経伝導速度・坐骨神経と後根神経節の病変を改善した。ケルセチンは、AMPK/PGC-1αの活性化により、ミトコンドリア不全を是正して薬効を発揮した。