ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ナイルティラピアの免疫への、ケルセチンを担持したメソポーラスシリカナノ粒子の影響

Influence of quercetin loaded mesoporous silica nanoparticles (QMSNs) on immunity and diseases resistance in Nile tilapia (Oreochromis niloticus)

要旨:
ティラピアに、ケルセチンを担持したメソポーラスシリカナノ粒子(0 g, 0.25 g, 0.5 g, 1.0 g)を配合した餌を90日間継続して与えた後、肺炎桿菌とB群レンサ球菌で刺激を与えた。0.5 gのケースが最も良好に、消化酵素・食作用指数・呼吸バースト活性・血清抗菌活性を有意に増加した。また、筋肉における、抗酸化遺伝子(SOD・カタラーゼ)と代謝酵素(AST・ALT)の発現も、0.5 gの添加が最も良好であった。