ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

黄体形成ホルモンが欠乏したラットにおける、精巣の形態変化へのケルセチンの影響の180日間

Influence of quercetin on morphological changes in rats testes after 180 days during central deprivation of luteinizing hormone

著作名:
Ye. V. Stetsuk
V. I. Shepitko
出典:
Reports of Morphology
2021
27
65-70
DOI:
10.31393/morphology-journal-2021-27(4)-10
キーワード:
ラット
酢酸トリプトレリン
黄体形成ホルモン
ケルセチン
精巣保護
動物実験
要旨:
ラットに酢酸トリプトレリンを注射して、黄体形成ホルモンを産出できない状態にした。180日後には、精巣にむくみが発生し、組織が線維化した。しかし、この間にケルセチンを投与すると、酢酸トリプトレリンがもたらした酸化的損傷から精巣を保護した。ケルセチンは、抗酸化作用を発揮すると同時に、アラキドン酸代謝におけるリポキシゲナーゼ経路への影響を強化した。