ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはmicroRNA-22を下方調節して、リポ多糖による損傷からヒト由来口腔角化細胞を保護する

Quercetin protects human oral keratinocytes from lipopolysaccharide-induced injury by downregulating microRNA-22

著作名:
F. Wang
Y. Ke
L. Yang
F. J. Wang
出典:
Human & Experimental Toxicology
2020
39
1310-1317
DOI:
10.1177/0960327120918291
キーワード:
口腔角化細胞
リポ多糖
ケルセチン
miR-22
アポトーシス
要旨:
ヒト由来口腔角化細胞にリポ多糖を作用させた際の損傷を、ケルセチンが効果的に保護した。リポ多糖はmiR-22を活性化させて角化細胞のアポトーシスを誘導するが、ケルセチンはp-PI3K・p-AKT・p-JAK1・p-STAT3を増大させ、過剰発現したmiR-22の働きを抑制した。